―初期中絶手術(11週6日まで)

当院では母体保護法指定医による妊娠中絶手術を日帰りで行っております。

◎手術費用:11万円(税込)~
 ※感染症がある場合は1万円別途必要です。
 ※Rh(-)の場合は抗Dヒト免疫グロブリン注射に2万円別途必要です。
◎術前検査費用:約1万5千円(初/再診料・超音波・術前血液検査含む)
 ※追加の検査代・お薬代は別途必要となります。
  追加の検査項目や処方される薬は患者様によって異なります。
◎手術方法:超音波で診察下にて内容のみ摘出し、子宮内を傷つけない方法

中絶手術の流れ
月経が遅れたり、市販の妊娠検査薬で陽性が出たら、受診してください。
尿検査・内診・超音波などで妊娠判定します。
手術に必要な血液検査をして、手術日を決定します。
手術内容や同意書についての詳細はこのときにご説明いたします。
ご不安がある方や、迷われている方もまずは受診してご相談ください。
パートナーやご家族の方も一緒にご相談に来ていただくことも可能です。

手術当日のスケジュール
9時頃に来院していただき、術前処置を行います。
手術はお昼頃開始いたします。
静脈麻酔をしたのち、手術は15分程度で終了します。
術後はお部屋で安静にしていただき、16時以降に退院診察となります。
※手術当日は原則付き添いはしていただけません。

よくある質問
Q.カード決済はできますか?
可能です。ただし、ご本人様名義のカードのみとさせて頂きます。

Q.手術中に痛みはありますか?
静脈麻酔となり眠りますので、痛みのない無痛中絶手術をお受け頂いております。

Q.受診当日に手術を受けることはできますか?
血液検査の結果を確認する必要があるので、当日の手術はお断りさせていただいております。できるだけ患者様のご希望通りの日程で対応させていただいております。

Q.週数が分からない場合はどうしたらいいですか?
最終月経日が不明の場合は、超音波で胎児の大きさを確認して、週数を求めます。

Q.相手の同意書は必要ですか?
法律により、中絶を行う際には相手の方にも同意書を記入していただく必要があります。
(相手が死亡している場合や強姦・レイプされた場合は除く)
また相手と連絡が取れない方はご相談ください。

―中期中絶(12週から21週6日まで)

入院設備がありますので、12週以降の中期中絶にも対応しております。
人口妊娠中絶手術は法律で22週未満までと定められています。
中期中絶は、薬を使用して人工的に陣痛を起こして、出産と同じような形式で行われます。
個人差はありますが、通常2泊~3泊の入院になります。
また、初期中絶とは違い、死産届の提出や、火葬、埋葬なども義務付けられています。
中期中絶に関しては「出産育児一時金」の支給の対象になります。
費用や詳細については病院に直接お問い合わせください。