👩 Q. 娘が第2子を妊娠中です。1人目は自然分娩で少し大変そうでした。最近は「無痛分娩で産む人も多い」とのこと。ほかに出産方法はありますか?(59歳・女性)
💡 最近注目されている「和痛分娩」や「無痛分娩」とは?
無痛分娩は一見魅力的ですが副作用や合併症により、お母さんが下半身麻痺になったり、最悪の場合、赤ちゃんが亡くなるケースもあります。無痛分娩の硬膜外麻酔による事故は2022年だけでも全国で15件報告されています。
「和痛分娩(わつうぶんべん)」とは、出産時の痛みを和らげる分娩方法です。
“痛みをゼロにする”「無痛分娩」とは異なり、「できるだけ自然に、でもなるべくラクに産みたい」方に選ばれています。
実は「和痛分娩」という言葉には、明確な医学的定義がありません。実際には、各病院が「無痛分娩」や「神経ブロック法」などを含めて「和痛分娩」と表現していることが多いのが現状です。
当院では独自の和痛分娩を行っています。具体的には、ペチロルファンという痛み止めの注射を行い、酸素と笑気ガスを吸入することで患者様を軽い傾眠状態に誘導します。この方法により、痛みが最も強いとされる分娩第一期(特に子宮口4~6cm開大時)に意識を少し下げることで、痛みの感じ方を和らげます。
そして、子宮口が全開大になった時点で笑気ガスを停止し、ペチロルファンの効果もおおよそ2時間で切れるため、分娩第二期(いきみの段階)には意識がはっきりと戻り、しっかりと力むことができる状態になります。
🔍 和痛分娩と無痛分娩の違いは?
比較項目 | 和痛分娩 | 無痛分娩 |
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麻酔の目的 | 痛みを和らげる | 痛みを感じなくする |
出産の主体性 | 陣痛やいきみはある程度残る | 痛み・感覚がほぼゼロに |
麻酔の量 | 少なめ(コントロール可能) | 多め |
向いている方 | 「自然分娩も経験したいけど怖い」方 | 「痛みゼロで産みたい」方 |
当院では、医師が丁寧にカウンセリングを行い、ご本人と相談のうえ適した方法を提案しています。
👶 和痛分娩はこんな方におすすめです
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1人目の出産で強い痛みを経験された方
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出産の不安が強く「少しでもラクに産みたい」方
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「自然に産みたいけど、怖さもある」方
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体力や持病の都合で長時間の陣痛に不安がある方
【和痛分娩を選ばれた患者様の声】
・「分娩後の体力消耗が自然分娩の時よりもはるかに少なかった」
・「職場復帰が早くできた」
このような嬉しいお声をいただいています。
🧪 和痛分娩の進め方と流れ
当院では以下のような流れで行います:
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妊婦健診でご希望を伺います
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和痛分娩のメリット・リスクを丁寧にご説明
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出産予定日に合わせて分娩管理
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主治医の管理下で安全に分娩を行います
※当院では「24時間体制」で分娩に対応しています
📝 和痛分娩の費用は?
当院の和痛分娩は追加費用40,000円(税込)で行っております。詳しくはスタッフまでお尋ねください。
詳しくは【診療時】に個別にご説明しております。お気軽にご相談ください。
🏥 岡山で和痛分娩をご希望の方へ
さわだレディスクリニックでは、分娩実績豊富な澤田院長が患者様のご希望やご不安に寄り添い、
「その人にとってベストな出産」をサポートいたします。
🔗 ご相談・ご予約はこちら
👉 分娩のご案内ページ
https://www.sawada-lc.com/shinryou
👉 LINEでのご予約・ご相談はこちら
https://lin.ee/5MdN22X
💬 最後に
出産は「命がけのイベント」であると同時に、かけがえのない体験です。
だからこそ、「怖い」「不安」と感じる気持ちは当然のもの。
一人で抱え込まず、まずはお気軽にご相談ください。