[妊娠中にやめるべきこと] 先日妊娠が分かりました。抗うつ薬を飲んでいるので赤ちゃんへの影響が気になります。そのほか、妊娠したら、やめた方がいいことはありますか。(26歳・主婦)

抗うつ薬、パニック症候群の薬、神経症や不眠症の薬を飲んでいるという若い女性が増えています。「妊娠に気付かず服用してしまった。どうしよう」と相談されることがありますが、多くの場合、赤ちゃんへの影響はあまり心配ありません。しかし、妊娠中は、避けるべき薬、慎重に飲むべき薬があるので、妊娠する前に産婦人科医に相談するのがベスト。妊娠した後もよく相談しながら服用しましょう。
気を付けたいのは、アルコールとたばこです。妊娠中の飲酒や喫煙は、胎児の発育不全、切迫早産、流産、死産の可能性、発達障害や先天異常のリスクを高めます。たばこを1日20本吸っている人の場合、胎児の出生体重が約450g減るという統計もあります。ですから妊娠中は、お酒もたばこもやめてほしいのですが、どうしてもやめられないという人は、できるだけ量を減らしたり、慎んだりするように心掛けてください。
また、「妊娠中はコーヒーや紅茶を我慢しています」という話をよく聞きますが、カフェインは緑茶にも含まれています。1日1、2杯飲んでいるという人なら、普段通りで大丈夫です。ただし、コーヒーは鉄分の吸収を妨げるので、貧血を予防するために食後1、2時間おいてから飲んだ方がよいでしょう。